
どうも、介護士のりゅう(@RYU_kaigo)です!!
今回は…
”介護福祉士になるには〜 To become a care worker 〜”
をテーマにお話ししていきたいと思います。
この記事を書くきっかけとなったのはこんな瞬間があったからです。
この間、同じ職場のスタッフから…
”僕もRYUさんみたいに介護福祉士の国家資格を取得したいけど、どうやって取ればいいの?”
と相談されました。
単純に考えたら、僕のケースは話せたけど他にどんなルートが合ったのか?
疑問に思ったので自分なりにまとめてみました!
参考になったら嬉しいです!
それでは、どうぞ!!
目次
介護福祉士になるには…
福祉現場で奮闘しているスタッフの中には、
介護福祉士の国家資格の取得を考えている、もしくは取得しているスタッフがいると思います。
- どのように取得するのか?
- 取得する意義とは?
- 学校に行かなくてはいけないのか?
- 私でも取得できるのか?
そんな疑問を持っている方もいらっしゃると思います。
実際に僕の職場でも…
自分の施設を経営したい、祖母の介護があるから取得したい
などなど各々思いを持っている方もいます。
では、どのように介護福祉士の国家資格取得までできるのかお話ししていきます!
①どのように取得するのか?
まず1つ目に”どのように取得するのか”です!
いわば取得するまでのルートです。
資格取得をするには、以下の3つの方法・ルートがあります。
- 介護福祉士実務経験ルート
- 福祉系高校ルート
- 養成施設ルート
僕の場合は介護福祉士実務経験ルートで国家資格取得しました。
①介護福祉士実務経験ルート
このルートは現場にて実務経験積んだ方が対象になります。
主な条件は…
- 指定の施設、もしくは事業所であること
- その施設・事業所にて従業期間が3年(1095日)
- 従事日時540日
- 介護職員実務者研修修了者
上記の4つを満たせば問題なく介護福祉士国家資格の受験資格が与えられます。
逆に満たしていないと受験資格が無いので注意しましょう。
詳しくは”介護の資格最短net 介護福祉士実務経験ルート”にて
②福祉系高校ルート
これは、福祉系高校、または福祉系特例高等学校を卒業し
国家試験を受けることで介護福祉士の国家資格を目指すルートになります。
注意点として以下のことがあります。
- 福祉系高校を平成21年度以降に入学された方
卒業後に筆記試験を合格することで、資格を取得できます。
- 平成20年度以前に入学された方
卒業後に筆記試験・実技試験に合格することで資格取得できます。
ただし、「介護技術講習」を受講されている方は、介護福祉士の実技試験が免除になります。
詳しくは”介護の資格最短net 福祉系高校ルート”にて
③養成施設ルート
これは、厚生労働大臣が指定した四年制大学、短期大学、専門学校などの『介護福祉士養成施設』を卒業し受験して資格取得を目指すルートなのです。
注意点として…
介護福祉士養成施設の入学への条件があります。
これは、『高等学校卒業以上かそれに準ずる者』で、高卒もしくは高校卒業程度認定試験に合格することです。
詳しくは”介護の資格最短net 福祉養成ルート”にて
②取得する意義とは?
2つ目に”取得する意義について”です!
正直な話、取得しなくても介護士として業務はできるじゃん!
と思うことだと思います。
取得しなくても仕事はできます。
ただいくつかのメリットがあると僕は考えています。
- 1.社会的信用性の向上
現時点で介護福祉士の国家資格は介護福祉系の国家資格だと唯一の資格になります。
介護の知識をこの人は持っているという証拠にもなりますし、雇用側・スタッフ間での見方が変わってきます。
- 2.待遇面がアップ
待遇面でも変わってきます。
僕の施設の場合、資格手当として5,000円/月の手当てがつきます。
年間で考えると、60,000円/年となります。
これは施設や企業側によって違うので自分の施設の資格手当を調べてみましょう。
中には有資格者と無資格者で月4万円の差がある施設もあるようです。
- 3.仕事の幅が広がる
各事業所・施設ではリーダーやサービス提供責任者が必要になります。
現場では、管理職のポジションなどに就くこともあります。
それらのポジションは施設・事業所では必須になりますので任せられることもあります。
- 4.転職に有利
現場では、人間関係や利用者と馬が合わない方も中にはいらっしゃると思います。
そんな時にでも資格が有利になり、前職場でリーダーなどの経歴や功績もみられると思います。
なので転職時にも有効になります。
③学校に行かなくてはいけないのか?
3つ目に”学校に行かなくてはいけないのか?”です!
これは僕の見解ですが、学校に行かなくてもいいと思っています。
”1番の学びは、教室ではなく現場にある”
と思っているからです。
ただし、学校というか実務者研修を修了しなくてはいけないので、そこは修了するまでいきましょう。
④私でも取得できるのか?
4つ目に”私でも取得できるのか?”です!
僕は、働きながら実務者研修を修了しました。
僕が1番厳しいと感じたことは『カリキュラム』ですかね。
仕事のシフトがあまり優遇してくれなかったので、有給使ったり公休日で学びに行ったりしました。
ですが、受講している方は割と初心者だらけでした。
なので、誰でもできるのだと思いました。
金額的に言うと、初任者研修+実務者研修で12万くらいでしたね。
資格手当を考えたら、僕の場合取り返すのに2年はかかりますねww
国家試験も初任者・実務者研修でやった内容や国家試験の対策本を勉強すれば十分だと思います。
僕はほとんど勉強しなかったので、そこは参考にならないと思いますが。
介護福祉士の取得したけど、実際どうなの?
”国家資格取得したが、実際どうなのか?”
そう疑問に思う方もいると思います。
ここからは、僕の素直な気持ちをまとめていきます。
僕が実際に今に至るまでに感じたことをあるがままに書いています。
*賛否両論あるかと思いますが、ご了承ください。
まず始めに僕が介護福祉士の国家資格を取得しようと思ったのは…
祖父母への介護をしたい、将来両親の介護があるだろうから。
そして、祖父母へのけじめのために取得しました。
実際取得してみて、確かにメリットとして上記で述べたことはあります。
その裏には、やはりデメリットも存在します。
信用性が上がっても、少しの待遇が上がっても、仕事量が増えて…
正直これだけしか待遇がもらえないの?
と思うばかりです。
仮に転職しても、同じ現状がまた現れると思います。
また、資格に縛られてしまうことも実感した方もしました。
確かに志・やりがいなどを持つことは大切です。
僕も介護士の仕事や支援員の仕事は好きですが。
生活するにあたって待遇やお金について悩んだのは事実でした。
だからこそ、僕はネットビジネスで新たな収入の柱を作ったのも事実です。
資格に縛られることなく、視野を広げてみることも考えてみてもいいのでは無いでしょうか?
さらに、お金があれば心にゆとりも生まれ、
以前より質の良い介護や支援を行うこともできるようになったことも
実際に体験することもできました。
自分の人生ですから、自分で責任持って行動していきましょう。
仕事が楽しいを選んだのも自分で。
それが辛いとも思ったのを選んだことも自分なのだから。
僕のようにネットビジネスを始めるもいいし、
利用者さんに一生懸命に向き合うこともいいと思います。
それに、自分が満足できる人生になれば楽しい人生になると思います。
みなさんがそうなればいいと思います!
そして、これから資格取得を考えている方に参考になれたら嬉しいものです!